北朝鮮による核実験、日本は自前の察知手段を整えるべき

今回の北朝鮮による核実験について、アメリカ政府は1時間前に北朝鮮から連絡を受けたのに、なぜアメリカは日本に実験後に連絡してきたのか。

これは日米安保に係わる根本的な問題で、外務省はアメリカ政府に質すべきである。

多分間違いなく、麻生内閣はそれができない。

日本は自前の察知手段(衛星等を含むがそれに限らず、高度な情報活動)を整えなければならない。これは、長年言われているが遅々としてあまり進んでいない。

日本は、敵地攻撃手段を持とうという方向に進むのではなく、事態を未然にどう防ぐかに智慧を集中すべきだと思う。

今回、外務省はそれら情報手段を持ち合わせていないから、もちろん事前に知らなかった。

しかし、民主党政権は、それを根本的に発想を改め、アメリカ頼みの情報活動ではなく、自前の情報がもてるよう、そしてそれを活用できるように作り変える。

今回、アメリカから事前に連絡があれば、未然に防げたわけではないが、この問題は、日米で「同盟」と言われている関係の実態について、極めて大きな疑問点を投げかけるものだ。

かなり早い段階で察知できるようであれば、中国やロシアとも、深いやり取りができる。

麻生外交では無理だ。

私にはできる。

中国に、北朝鮮が核実験をした場合、それにどう対処するのかを、自前の情報を基に事前に問いただすだけでも、状況は全然異なってくる。

もちろん、もっと詳細なやり取りができる。

 

麻生さんは、いい人だが、おじいさんの吉田茂とは天と地ほどの違いがある。

 

私は、以前から、6者協議は、アメリカが北朝鮮問題を中国に丸投げして、自分は何もしないための見せかけに過ぎない旨を指摘してきた。

アメリカは、アフガニスタン、イラクで手がいっぱいだからだ。

今回もそれが証明されたに過ぎず、6者協議は今のままでは死んでしまっている。

 

これは麻生さんを含む自民党外交の根本的な誤りだ。

小泉さんが、北朝鮮のことが有るから、インド洋の給油をやろうということだったが、そんな発想は全く誤りであり、私は初めから反対していた。もっと、アフガニスタンの解決のためには、軍隊意外の方法でなければ、かえって事態を悪化させ、泥沼になるからだ。

今、現にそうなってしまい、アメリカ経済は底が抜け、投資銀行はなくなり、自動車産業までつぶれてしまった。

もちろん、北朝鮮については、やってるふりだけで、事前に日本に情報すら伝えない。

 

日本は早く自前の情報手段を整えるべきだ。

 

ちなみに、今のアメリカの対応には、少し裏があるように感じる。

一つの可能性として、頭に置いておいてほしいが、日本にミサイル防衛システムをもっと売りつけるためにわざと今回あおっている面もあるかもしれないことは、注意すべきだ。

ミサイル防衛システムを過信することは、間違いだ。

しかし、日本に買わせるために、アメリカは少し細工をしていなかいかどうか、注意深く見ることも智慧のうちだ。

 

長期的には日本はどうしてもアジアをもっと一つにもっていけるよう、智慧を絞り、体を使わねばならない。

自民党にはできない。いや、できるかどうかではなく、やるかやらないかの違いかもしれない。

私たちは、やります。

 

そういう戦略的な動き全てにとって前提となる情報活動手段について、日本が自前でできるよう、チェンジが必要だ。