忘れられた宿題原発ゼロ

国会は衆・参両院本会議で安倍首相の所信表明演説に対する各党代表質問が終わり、いよいよ2012年度補正予算の審議に入っています。
いわゆる“アベノミックス“をめぐって初めて本格的な論戦となっているわけですが、大切な問題が忘れられています。原発問題です。

「5年間で25兆円」と復興予算増額ばかりが強調され、原発そのものをどう扱って行くのか、安倍首相は「この2030年代原発稼働ゼロとは具体的な根拠を伴わないもので国民に不安、不信を与えた」「革新的エネルギー環境戦略はゼロベースで見直す」(1月30日)の答弁です。
これでは、あの事故をきっかけに国民の間に高まっていた「原発大丈夫だろうか」という疑問には一切答えておらず、なし崩し的に以前の原発政策は戻ろうとしていると映ります。
原発に(できるだけ)頼らないで自然な再生可能なエネルギー活用なり、太陽光発電なりは多少議論しているようですが、何よりも原発に内在する課題に真正面から向き合うべきなのではないでしょうか?そのためには「2030年代ゼロ」という目標は放棄すべきではありません。

今日も含めて毎週金曜日には、子ども連れの方々や普通の女性が加わった「脱原発」のデモが永田町の首相官邸や国会付近で重ねられています。プラカードもシュプレヒコールもほとんどなく数も限られているようですが、福島からの参加者もいらっしゃるようです。

何十年かかって原発ゼロが実現できるか等の見通しがあるべきです。