山口つよしのFAXだより 2014.11.13 No156
朝晩は冷え込むようになってきましたが、お変わりありませんか。
消費税を予定どおり10%に増税するのか、それとも消費増税を延期するのか、議論になっています。
増税延期論としては、確かに金融緩和で円安にはなったけれど、輸出は期待どおりには増えてないし(企業の海外進出により、円安による影響無し)、また、都会と一部の大企業 及び 株を保有している資産家はともかく、田舎と中小企業、庶民には景気回復の実感が無いと言われてしまうので、増税は延期した方がいいということでしょう。
私はこの際、消費増税延期やむなしと考えます。但しそれは一時的な策なので、本質的に経済を強くする為には更なる一手が必要であり、それこそが中長期的にイノベーションを促進することなのです。
イノベーションにより新産業を創出し、新しい職場をつくり、若い人にも仕事が行き渡るようにし、国民所得が増大することにより消費が増えデフレから脱却、それとともに格差が縮まり、結婚できる若者が増え少子化緩和にも役立つという良循環をつくり出すことが重要です。それにより日本の「国力」が蓄積されます。
同時に、1億の日本市場だけでなく、中国、インド、東南アジア、ロシア、豪、NZ等を含む「アジア・太平洋」共同体のような枠組みつくりを進めることにより、イノベーションが大きな成果を生み出せるようにすることも大切です。そのようなつながりの仕組みをつくることが繁栄を生み出すと同時に平和をつくることにもつながります。
これがこれから私が政治家として果たすべき使命であると心得ます。このようなビジョンの中に西播磨の更なる発展を実現するとともに、西播磨のお一人おひとりの方が幸せを実現される良きご縁にならせて頂けるよう頑張ります。
こつこつ、とことん 山口つよし