2014年11月22日FAXだより(No.157)

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山口つよしのFAXだより 2014.11.22 No157

 

21日、「解散」となりました。

振り返れば、1995年に外務省の国際科学協力室長を辞し、政治を志したのは、「政治改革は政治家改革」と思ったからです。当時一流の経済でしたが、二流の政治では経済も二流に落ちてしまうのではないかと言われていました。世界に通用する政治家でなければ、これからの時代に日本の舵取りはできないし、日本経済も危ういと感じ、自分がその為に必ず役に立てると思い、思い切って外務省を辞した次第です。即ち、「政治のイノベーション」を目指しました。

私のモデルは、外務省の大先輩である吉田茂さんです。敗戦後の新たな日本をつくる為に、アメリカと安保条約を結び、経済に集中、弟子の池田勇人さんが「所得倍増」を掲げ、立派に戦後復興に成功しました。「吉田ドクトリン」と呼ばれる国家戦略です。(ちなみに、吉田茂さんの弟子の流れの一つが池田勇人さん、宮沢喜一さんに始まる自民党の宏池会、もう一つが佐藤栄作さん、田中角榮さんの流れです。)

今、日本経済を立ち直らせる為にはどうしてもイノベーションに力を注ぐことが肝要です。そうすればアベノミクスは威力を発揮するでしょう。イノベーションにより新産業を創出することにより、新しい職場をつくり、若い人にも仕事が行き渡るようにする。それにより国民の所得が増大し、消費が拡大、デフレから脱却。その過程で格差が縮小し、若者が結婚しやすくなり、少子化も緩和される。このような「良循環」をつくることにより、国力が蓄積される。

その国力を基礎に、TPP(環太平洋経済連携)や日中韓自由貿易協定を進めるとともに、将来は環日本海経済連携を模索し、それらと東南アジア、豪、NZ等を統合するのは、日本の役割です。それによりアジア・太平洋地域に40億の大きな市場が誕生するのみならず、域内の経済、社会、文化及び政治、外交のつながりが強化され、「アジア・太平洋共同体」的なものへと結びつける、というのが私のビジョンです。

根底に「イノベーション」が有ります。それは、今の流動化の時代に新たな秩序を創り出す「外交のイノベーション」、党利党略を脱する「政治のイノベーション」をも必要とします。総じて、「日本のイノベーション」です。

イノベーションがすっかり私の「旗印」になりました。それがスタートであったし、これからもずっとイノベーションです。

こつこつ、とことん  山口つよし